花フェスタ2026札幌「第17回北海道農業高校生ガーデニング甲子園」
投稿するのをスッカリ失念しておりました。気が付けば2か月経っていました。
いまさらですが、当時を振り返りブログに書いておきます。(^^;)

札幌大通公園名物のとうきびワゴンの香りに引き寄せられそうな気持を抑えつつ、6月27日土曜日の朝8時にメモ帳片手にひたすら歩くドクトル薄木です。
この日はタイトルにもあります、札幌の初夏の大イベントでもあります花フェスタ2026初日であり、北海道農業高校生ガーデニング甲子園の審査日でもあります。

このコンテストは北海道内の農業高校生を対象としたもので、今年は13校18チームがエントリーしています。
そのレベルは年々確実に高くなっていますし、高校生らしい様々なアイディアも見どころの一つです。

花フェスタならびにガーデニング甲子園は無料で見ることが出来ます。公園内のいたるところにパンフレットも置いてありますので自由にお取りください。今年のロゴも可愛くて好きです。(すでに今年は終了していますが・・。)

朝早い事もあり、まだ人はまばらでした。私はこの時間からすべての作品を一通り拝見し、自分なりの評価を一旦決めておきます。本番では学生たちが自分の作品についてのプレゼント行い、そのプレゼンも審査対象となります。あくまでも私個人の審査方法ですが、プレゼンを聞いてから点数がアップしてしまう事が多いです。そのくらい作品を作る学生たちの熱心さやご苦労が有るのです。

↑今年の優勝校はB部門の新十津川農業高校Bの作品でした。テーマは~日本の中庭~です。このコンテストはA部門のスタンダードとB部門のコンパクトに分かれており、Aは大作、Bはその名の通りコンパクトな庭を制作する事になっています。審査はどちらも同じ基準で行いますが、例年ですと大きな作品であるスタンダード型が優勝するケースがほとんどです。ところが今年はなんとB部門から優勝作品が出ました。それが写真の作品です。
審査するときに上の写真の様に生徒さんがプレゼンを行うのですが、そのプレゼンも素晴らしく、審査員の多くがこの作品の完成度にとても感心していました。
ちなみにこちらは同校の昨年の作品。↓

昨年の作品も非常に完成度が高く、伝えたいことがよく表現出来ているガーデンでした。ただ少しだけ気になる部分が・・。

それがこの部分、作品のバック処理。コンテスト会場は正面だけではなく裏側も見えてしまうのです。せっかく正面の完成度が高いのに、裏がこのままではチョット残念ですよね? 他の部分、植物の配置やデザイン、植生などとても良く考えられていただけにこの部分だけが残念でした。
実は昨年優勝したチームも同じことが言えたのですが、そのことを審査員講評で私がお話したところ、今年の多くのチームがきちんとバック処理も行っていました。(かなり嬉しかったです)
こうしたちょっとした指摘をキチンと理解して翌年の作品に生かす!この積み重ねこそが年々レベルアップしている理由なのだと私は思います。
今年優勝した新十津川農業高校のA部門作品もとても素晴らしかったです。なぜA部門がB部門に負けたのか? それには2つ理由が有ります。
一つはB部門の作品ほうほうが全体の完成度が高く減点する部分が無かった事です。逆にA部門の方は作品が大きい分お花の量も多く、花の水下がり(前日の雨による花の垂れも含む)がいくつか見られたり花の傷みや設置の粗さがチョットだけ有ったのです。その分点数が低かった事。
そしてもう一つは、今年の全作品のなかで、和の庭がこの1作品しかなく際立っていた事。例年ですと2,3作品ほど和の庭が有るのですが、今年は1作品のみでしかも非常にデザインも良かった。
こうした部分でB部門にもかかわらず総合優勝したのではないか?と私は勝手に思っています。あくまでも私感です。
そうそう、私は例年生徒たちのプレゼンをすべて録画していました。二年前にはその動画をそれぞれの学校でも見られるようにCDに焼いていましたが、どこからも無反応だったのでやめました。暇なおじいちゃんの余計な仕事だったのだと思います。(笑) ただ、今年はどの学校もプレゼンは上手になっていましたので、もしかしたら見てはくれていたのかな?と淡い期待を持ちつつガーデニング甲子園の報告を終わります。
このガーデニング甲子園、来年の「GREEN EXPO 2027」でも全国大会としてやればよいのになぁーと思っていたのですが、いまさらですよね。(^^;)
今回NHK趣味の園芸にも出演されている三上真史さんもご一緒に審査員をされていたのですが、全国大会が有ると良いのに!と仰っていました。せっかくの国際園芸博ですからねー。横浜で出来たらよかったのですが、さすがに今からでは間に合いませんよね・・・。(笑)

