美味しいトマトをベランダで
ベランダでのサニーレタスとラディシュ君栽培はすでに終了しておりますが、ミニトマトの栽培はまだ続いております。
こちらの栽培も実はテストを兼ねて行っています。そのテストとは、土をあまり使用せずに溶液をメインに栽培するというものです。
それがこちらです。

わかりにくいかもしれませんが矢印の先に有るのが水を吸い上げるスティクで、下の水をどんどん植物の根元まで吸い上げてくれる優れものです。

こちらは同じような原理ですが、底面給水方式といって、下にたまった水を上の用土に運ぶシステムです。上のタイプとの違いは、こちらは土の下の方までしか水が行きませんが、上のタイプは根元まで水を運ぶことが出来ます。
どちらのタイプでも、根が成長してくれば自分の根で水を吸上げることが出来るので、それまでの手助けする物だとご理解下さい。
ただこの方式にはいくつか問題が有ります。1つは用土をあまり使わないので、栄養の補給が必要な事。通常は用土の栄養を吸収しながら育ちますので、その分を考えて栄養を与え続ける必要が有ります。
もう一つは水を溜めっぱなしにするので、根腐れの危険性が有ることです。皆さんも観葉植物などで根腐れするから鉢皿に水を溜めっぱなしにするのはダメです!と聞いたことが有ると思います。ですが、私はそれに疑問を持っていました。水を与え続けることがダメだとしたら、水耕栽培はNGという事になります。ところが多くの植物は水耕栽培、つまり根に水を与え続けても根腐れすることは有りません。なぜでしょう?
それは、根を腐らす菌が少ないからなのです。つまり皆さんが育てている観葉植物も、たとえ鉢皿に水を溜めていたとしても、土や水の中に根を腐らせる菌が少なければ根腐れは起きないのです。と 私は思っています。
そこで当店では、根腐れしにくくさせる商品を活用しながらテストした結果、鉢皿に水を溜めっぱなしでも根腐れしない事を確認しました。むしろ、いつも水を与え続ける環境にした方が、植物の成長も安定する事もわかりました。(有効水分域かどうかはわかりません・・)

もちろん私は植物研究者でもなければ博士でもありませんから、あくまでもいち生花店の店主としてのテストでしかすぎませんが、今回はその応用としてトマトの栽培を行ったわけです。
その意味でベランダでの栽培は日々水を与え続けていますが、9月1日現在でも、開花は続いていますし実もなり続けています。しかもかなり甘いトマトです。


そうそう、大事なお話を・・・。今回使用している液肥ですが、もしかしたらこの液肥はこうした水耕栽培もどき(水耕ではありません)にはとても適した肥料なのかもしれません。その肥料については次回お話致します。

